ゴーゴリの「狂人日記」。
とても笑える。およそ200年前の作品だからこそ
笑えるのか、どうなのか分からないけれど。
ゴーゴリが喜劇としてこれをものしたのかどうかも
分からない。
 
夢野久作の「ドグラ・マグラ」。
狂人の著作という体ではゴーゴリのと同じだが。
笑えない。
この著作の要素。
・形式的な無限性
推理小説の濃密
・人間の非合理性とその反対物、また悪魔性とその反対物